子供の頃の朝の食卓には、
ご飯とお味噌汁に必ず焼き魚という
テーブルの上の景色の記憶があります。
高校を卒業して、
1年浪人後に大学生活スタートとともに
実家を離れてから、母の家事の負担がよくわかりました(あるあるですね)
分かっていたつもりが
まだまだ分かっていなかったのかもしれません。
今この歳になり、またさらに母のすごさを痛感しています。
一人暮らしを始めた大学時代
国家試験に合格して研修医として働き出した社会人
意識も忙しさの質も変わり
これまでの朝食は色々と変化してきました。
おいしいパン屋の幸せなパン
当直明け、次の仕事までにコンビニのおにぎり
スムージー
ヨーグルト
シリアル
お弁当を作った残りご飯
眠過ぎて食事を後回しで食べない時期
食べたい物だったり
かっこよくてオシャレな朝食を目指したり
本当にいろいろ。
40歳前後の頃から、ご飯とお味噌汁という和食のスタイルに
いつからか”魚”をつけるようになりました。
でも、この”魚”を準備するのが結構手間がかかる(日がある)
それでも"魚"がある日は
なんとなく体調も気分も違う。
最近は、少しでも楽をしようと
このお気に入りのTAMAKI OGATAさんのお皿に
サラダも、卵焼きも魚も、そしてご飯まで乗せてしまって
あとはお味噌汁のお椀、この2つきり。
お皿が素敵だから、
色々乗せるおかずのひと手間にうんぬん思わなくなって、このお皿の絵をみて気分が上がります⤴︎
そんな今日この頃
お皿を洗いながらふと思い出しました。
毎朝、魚を焼いていた母の毎日の家事仕事
当たり前の景色のように見て過ごしてきたけれど
あれをやりなさい!と言われたら本当にごめんなさいって思うほど尊敬する。
得意不得意もあるでしょうけれど…
こうしてふとしたことで
何気ない生活を支えてくれていた家族に
また感謝をひときわ感じる、
人生ってこんな繰り返しなんですね。
今朝もこのお皿で過ごしました。
食べていても洗っていても気持ちがあがります♪
今日も一日、豊かな時間でありますように。。