最近、また当直の仕事を始めました。
夜間の仕事は、
日中とはまた少し違って
緊迫感が違います。
以前、私自身が産婦人科の総責任者として働いていた頃は
自宅に帰っても
”いつなんどき、対応ができるように”
相談されるかもしれないという気持ちで
無意識にも責務を感じながら
24時間365日感じながら過ごしていました。
私が非番の日には、
頭では今のうちに休息しなくちゃと思っていても
深い意識ではずっと仕事のことを考え
常に神経が緊迫している。
そういうことが積み重なり
自律神経を乱すようになったために
仕事の配分や環境を変えました。
気持ちは働きたいとか
働ける気がしても
身体が動けない。
余儀なく休む環境を作るようになってから
安心して休める環境で過ごすことで
だいぶ過緊張もなくなり、安定しました。
もう大丈夫と思っていても
最近始めた夜勤で
いまだにonとoffがそう簡単にはうまくいかないことに気がつく。。
もちろん、
”何かあったらすぐ対応する”
という気持ちで夜を過ごしているからなのですが
深夜、院内も落ち着いている数時間に
横になってウトウトしかけても
身体の中身、つまり神経は緊張感!
よく更年期時期の自律神経失調症状に
身体が休むということをうまくできないから
不調を感じるようになる
とも日頃からお伝えしていますが
まさにそれ。
見かけや環境は休んでいるように見えても
細胞や神経が休んでいない。
自動的にそれができなくなっている。
これを身体が思い出させるには
繰り返し
”休む練習”をするしかない。
”結構休んでいるんです!”と言われる方も多く
私も同じで
”それは思考では休んでいるはず”だけど、
心身が細胞レベルで休んでいる副交感神経優位の状況になっていないので
”身体が休むということを思い出せるまで休む練習をする”しかない笑
頑張れる大人だからこその抱える悩み。
そのために
自分以外の環境から作ることが大切で
自分が心地よくなれる五感を使えたらいいのだと今は感じています。
香りだったり、景色だったり、ホッとするコーヒーの味だったり。
私は、日常で言えば
温かいお気に入りのソルトを入れたお風呂で手足を伸ばしたり
心温まるような映画を観たり
ポカポカの日向で猫を抱っこしたり
頑張れる大人だからこそ
休む練習✴︎笑
これは、結構何より大切な治療法です♪
と、私もまだ
身体が完全にonとoffに切り替わるには時間がかかるので
ちょっとずつから。
歯を食いしばって頑張ってきたから
経験を積み重ねてきた今の私がいるのだけど
それを活かすためにも
休むといは、質良く休める身体を思い出すことが大切なんだと
外来で皆さんにお伝えしながら
私自身もそこに取り組み中です!