最近、外来でも続いたので
今日はちょっとこのテーマを。
婦人科の外来では
必ず問診で”月経の状況”をお聞きします。
最終月経の日や、一回の月経期間、月経と月経の間隔の周期。
痛みなど症状はないか。
そして、月経以外の出血がないか。
これだけでも
からだの状況を予測する結構な情報になる!
一般的な月経は25〜38日の周期で
毎回多少のズレは6日以内は順調範囲とされています。
(実際、定期的に45日周期の月経の方で心配いらないこともあるので、しっかり相談を♪)
また一回の出血期間は3〜7日間
とされています。
でも、実際のところ、これを出血に入れていいかな?
と悩ましい色や量もあったり、
実際のところは判断が難しく感じている方も少なくないと思います。
また、膣から見られる出血は全て”月経”と思っている方もいます。
”不正出血”は、
生理的に見られて心配いらない出血以外のものを
判断するために表現されているので
実際いろいろと検査して
あまり心配のない出血であることも少なくないのですが
お話だけでは
”気にしなくていい”と判断するのは難しいこともあるので
診察で確かめておきたいところ。。。
一時的な月経の乱れは
試験やイベント
恋愛やコミュニケーションの悩み事、
職場の移動や転勤、引っ越しなど
自分としてはさほど気にしていないつもりでも
環境変化が体内のストレスとして
月経が止まったり、遅れたり、
いつもと違うタイミングで出血が起きたりすることも
意外とあります。
子宮や卵巣は本当に繊細です。。
体内の月の満ち欠けは
わずかなことで刺激を受けることもあります。
また、40歳前後頃から
卵巣ホルモンの分泌が少しずつ変化するので
月経の周期や期間、月経痛など
何らかの変化を感じることが出てきやすいお年頃。
感覚だけでは判断できないこともありますから
”安心して過ごすためにも”
あれ?いつもと違う?と思った時や
どうもなくても1年に1回は
婦人科受診をお勧めしています。
そんな月経のアレコレを
気軽にお話ししませんか?
2月26日(土) 20時30分〜 60分 オンライン
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