それは
ひょんなきっかけで
鹿児島での初開催へ参加した生花。
生花したい!
というよりも
テーマが興味深くて
いつもの
やってみたい!から始まった。
それは
『陰陽五行説に由来した日本文化と、神様が宿るいけばなを学ぶ会』
それから6年前に関西に転居して
関西地区でも
始めることになり、
なんと私が窓口をしております。
全国でも
開催される場所は限られています。
(関西地区でご興味みある方、お問合せからご連絡くださいませ。
遠くは滋賀からも来られます)
そころで、
先生の紹介は
いろいろ内容が深すぎて
毎度納得するほどには
うまく言えないので
紹介文です。
山野上宗甫先生
『陰陽五行思想と古儀神道を背景に、
伯水會において
有職故実の知識と日本文化の伝承と継承、
情報の発信、
またそうした文化に触れる機会の提供に努める』
実は今、
師範取得の特訓中で
集中講座のために
鹿児島で参加してきました。
二日目の花材は
チョウセンマキ
シンプルに生けた姿
神が宿る、依代の生花です。
花には顔がある
正面も表も裏も向きがある
表情もある
花や草木そのものの
エネルギーも異なるし変化する
私たちこちらが
型にはめるのではなくて
どこにどんなふうに
(花が)いきたいんだろう
花や葉の向き
枝のしなりの向き
こちらがいいの?
ここの位置や向きじゃなかったね…汗
話をしながら
(心の中で、いや時々声になる・・・笑)
枝をカットしたり
配置したりするから
まさに
『今ここ』
満載の時間と空間。
私の中の
身体も心も精神も一つにしてくれる。
でも本当は
生花に限らず
それは食だって
運動だって
目の前との人とだって
それが大切なのですよね…
元気になるために
身体のために
”こうしたらいい”
”これがいい”
”これはよくない”
なんてお話はするけれど
一番伝えたいのは、いつも
『カラダはなんて言ってる?』
講座もセッションでも
これを最も大切にして必ず伝えています。
日常通して
身体とこころと精神が
1つになるように。。。
ノウハウとしてではなくて
自分の肉体と調和しながら
自分の舵を取る
それが一番の目標
そうすると
元気だけでなく
可能性や運が広がり
毎日がとてつもない変化となり
それが
幸せや豊かさや
感謝の世界へとつながってく…
それは
生花をいける時の感覚と同じだな…と
ふと思いました。
最後に
このチョウセンマキは
一見葉だけに見えるけれど
先をみると
ひっそりと
向きや表情があるのです♡
こちらが正面、こちらを向いている姿
そんなことを感じながらいると
とても愛おしくなって
心地いい方へ生けようと
感じてきます。
自然と愛情が湧いてくる。
身体へも同じような感覚を抱けたら
とても素敵だし
何よりご主人様から
そう思って大切にしてくれることが
とても嬉しいはずと
心からそう思って
診療にも当たっている日々です。