いきなり、このタイトル 笑
でも、きっと
『あっ!それわかる!』
と思われた方は少なくないかも知れません。
特に日本人女性は
鉄分の栄養素不足による
鉄欠乏性貧血となりやすいと言われています。
日頃から食事での鉄分摂取が不足気味だったり、
妊娠や月経がある方は少しずつ貧血となりやすいのですね。
子宮筋腫や子宮内膜症など
何かの病気がなくても
いつの間にか貧血気味と検診で言われる方もいます。
そこで、貧血のままでは良くないので
鉄剤を治療薬として出されるのですが
この鉄剤でムカムカしたり、吐き気、下痢、便秘などの副作用が出る方がいます。
また、便が黒っぽくなることもあります。
でも、内服してもどうもない方や便が黒くならない方もいるのですね。
何が違うかというと
シンプルな表現をすると
腸内細菌のバランスの違いなのです。。
え?!菌?と思いますよね。
西洋医学だけでは説明がつかなくて
分子栄養学や東洋漢方医学などから考えると
説明するには人のからだは複雑だけど、神秘的でシンプル。
私たちの身体の中には様々な常在菌という細菌がいて、
特に、腸内に存在する、俗にいう”善玉菌”が
食べたものを分解したり、その中から栄養を作り出したりしてくれています。
つまりいい細菌がいないと
なかなか作れないビタミンなどの栄養もあるのです。
そこで、食事と同じように、摂取した鉄分の薬も
腸内細菌が分解したり吸収したりと働きかけます。
ですので、善玉菌より悪玉菌が多いと、なかなか鉄分を吸収できず
むしろムカムカや便秘、便が黒くなったりするのです。
せっかく飲んだ鉄剤を取り入れて利用できない。。。
そんな時の対処法は
腸内細菌を同時に整えたり
ヘム鉄という、吸収しやすい状態の鉄分のサプリメントに変えたりすることが大切になることがあります。
貧血の状態やからだの状況などにより
急ぐ治療やゆっくり投薬など、
対策はいろいろ変わってきますが
鉄剤内服はあくまで一時的な対応ですから
まずは、
鉄欠乏性貧血になりにくい
日頃からの食事や腸内細菌を整えたりなど
していけたらいいですね。
人それぞれに食事や生活環境が様々なので
ここでいっぺん通りには書けませんが
サプリメントの選択や摂り方、食生活や腸内細菌を整える日常生活の見直しなど
グループ講座やカウンセリングでも触れていますので
気になる!取り組みたい!
という方は、お問い合わせメッセージをくださいね♪